新緑の中山寺を散策。
2019年8月17日 土曜日。
兵庫県の宝塚市にある中山寺は、妊娠5か月の戌の日、大安を迎えた夫婦でにぎわっていました。
そんなめでたい日だと知らず、初めての中山寺散策をしに来た子供のいないアラサー夫婦。
ちょっと、アウェイを感じつつも新緑に映える中山寺を楽しんできました。
安産祈願で妊婦から大人気の中山寺
お腹がふっくらと目立つくらいになった妊娠5ヶ月目頃、妊婦達は腹帯をもらいに中山寺へ安産祈願しに行くことで有名な中山寺。
実は1300年もの歴史あるお寺ですが、明治天皇の御生母(お母さん)が中山寺を訪問したことによって、全国的に有名になったということで、わりと最近(という表現もおかしいですが)有名になりました。
そのため、今では地元民だけでなく全国各地からの多くの安産祈願者が参拝、安産祈願されています。
妊婦じゃないと行けない?
中山寺って妊婦が安産祈願で行くイメージが強いですよね。
妊娠していない人は、行きづらいというか、行っていいのか疑問に感じます。
でもそんなことありません。
子宝に恵まれた夫婦が多く参拝するなか、子供がいない夫婦には少し肩身が狭く感じることはありますが、青空に映える中山寺を写真撮影したり、静かに参拝するのもあり。
関西からの観光や散策目的で訪問する価値はあります。
私が訪問した時は、ハイキング目的で中山寺へ来ている人も、わずかでしたがいました。
全く居場所がなくて楽しくないというわけではありません。
階段を上がらないといけない場所だと人が少ないので、中山寺の静寂を感じつつ、散策や写真撮影を楽しめます。
妊婦じゃないから楽しめる中山寺の観光場所
中山寺は、安産祈願や祈祷するだけの場所でなく、お寺としての美しさや季節によった魅力があるのもいいところ。
一般的な写真撮影場所だけでなく、ガンガン動き回れるからこそ、境内で楽しめる場所をピックアップしてみましたので参考にしてくださいね。
- 山門(入口)
入口付近でおむつを無料配布している企業がありました。
ちなみに、山門は正面入り口となりますが、昔はこの山門の上から海を眺めることができたそうですよ。
- 本殿
正面入り口から真っ直ぐに入ったところをさらに階段またはエスカレーターで2階部分へ上がったところにあります。
なんといっても、朱色と緑色のコントラストが綺麗。
この近くに安産祈祷の受付テントが張られていて、戌の日大安の休日は大混雑です!
人が少ない時を狙って撮影した安産祈祷の受付場所。
本殿の正面部分に線香をたくところがあります。
線香の独特の香りはほとんど感じませんでした。
匂いに敏感な妊婦に配慮されている線香なのかもしれませんね。
- 五重塔
五重塔は、本殿よりさらに階段を上ったところにあります。
人が少ないので、静かに散策したい人にはおすすめの場所です。
上を見上げた時に、紫色で塗られているのが空に映えますね。
暗くなりがちなお寺も明るくなるし、紫色というのも宝塚らしいです。
それにしても、綺麗。。。
子供を授かった夫婦は中山寺を心の頼りにし、そして中山寺は多くの参拝客の祈祷料によって支えられていると思うと不思議な気持ちです。
- 子授け地蔵
子供を授かりたい人がお参りするところ、子授け地蔵さま。
びんずる願布(がんぷ)を1枚500円で購入し、願い事を書いて授けるのです。
戌の日、大安ということで本殿に妊婦さんは多かったですが、子授け地蔵さまにお参りする人はほとんどいませんでした。子授け地蔵さまは3階部分にあって階段で上がるしかないからかも。
それに、妊婦が多いだろうということを気にして、子供を授かりたい人は来なかったのかもしれません。(あくまで予測ですが)
ほっと一息、階段を上った場所から俯瞰して眺めてみよう
3階部分にあたる場所には、エスカレーターではなく階段で上がるしかありません。
そのため、多くの参拝客はエスカレーターのある2階までしかいかないため、3階部分はびっくりするほど静かです。
祈祷しないでゆっくり参拝したいという人は、是非3階部分まで行ってみてください。
さいごに
綺麗な写真とともに紹介した中山寺は、妊婦じゃなくても行ってみたくなる綺麗なお寺だということが感じていただけましたでしょうか。
梅田からのアクセスも便利なので是非一度足を運んでみてくださいね。
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