8月中旬にタイへ旅行に行ってきました!
タイは8月でも心地よい暑さで、汗をかいても、風が吹いていて気持ちいい季節でしたよ^^
さて、楽しく過ごせる雨季のタイは楽しいことだけでなく、トラブルももちろんありました。
アユタヤでは電車が発車しない、というより間違った電車に誘導されました。日本人だけでなく多くの観光客が総勢で騙されるといった事件(?)。
そこで今回も、タイ・バンコクで体験したトラブルと、トゥクトゥクに乗るときの注意点についてご紹介します。
これからタイへ旅行される方の参考になればと思います!
タイの交通機関
タイのトゥクトゥクとは
タイのバンコクでは町中でもよく見かける派手な乗り物。3輪車のタクシー。
排気ガスを見ると、バイクを改造してトゥクトゥクに変身させているような大きさ。
運転手が前に1人、後ろはソファー席で2人で乗れます。
そもそもバイクを改造しているような乗り物なのに、結構なスピード出して走るなあと身の危険を感じます感心させられます。
夜になると派手な照明を輝かせてバンコクの町をより一層タイらしく観光客を魅了するトゥクトゥク。
もちろんタイ人によく利用されています。
ディナーを食べに行く予定であろう若者から、スーツを着た会社員も利用しているのを旅行中に目撃しました。
トゥクトゥク観光客向けの料金設定
観光客が料金すると、ぼったくられることはよくあり、トゥクトゥクも例外ではありません。
客引きドライバー「トゥクトゥクに乗らないか~」
と、声をかけてくる運転手に値段を聞くと、タクシーの場合の2倍近くふっかけてきました。
カオサン通りでも見かけた光景で、トゥクトゥクの運転手に声をかけられた観光客は
「その金額は高すぎる。そんな金額じゃ乗らない」
とはっきりと言うほど。
観光客向けには料金設定が高くされています。
トゥクトゥクに乗るとタイを感じることができるだけに、こういう差別には少々残念です。
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(ここからは、私の体験談を物語風にしてご紹介します。)
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タイ人運転手の巧みな話術
タイ旅行中のある日のこと。
私と旦那はグリンカレーを食べたくて、ガルパプルアックという有名なレストランへ向かうことにしていました。
いつもタクシーを使っていましたが、その日はなかなか通りにタクシーが来ません。
なので、私たちの側に集まってくるトゥくトゥクのうち、1台のドライバーに声をかけ、利用することにしました。
絶対にぼったくられたくない!
タクシーに乗る前に交渉するのは当たり前ですので、もちろんトゥクトゥクでも「絶対にぼったくられまい」と思い、トゥクトゥクに乗る前に交渉。
ガルパプルアックというレストランの名前を伝え、Googleマップで目的地を見せて値段交渉します。
ドライバーは距離からすると破格の30バーツでレストランまで連れていってくれると回答してくれました。
「絶対にありえない。これは騙されてるのか?」
トゥクトゥクで30バーツなんて安すぎる。絶対に怪しい、と勘づき何度も質問しました。
私「ほんとうに30バーツでガルパプルアックまで行けるんですか?」
すると、ドライバーは自信満々に
「いけるよ!very near!乗れ乗れ!」
(そのレストランは近い!)
と自信満々に言うので、疑いも次第に薄れていきます。
そして、安価で連れていってもらえるならいいや、と思ってついに私と旦那はトゥクトゥクに乗車。
ドライバーと喋りながらトゥクトゥクで店へ向かう
トゥクトゥクに乗るや否やドライバーが喋りかけてきます。
「中国人か?」
この手の質問はタイやベトナムでよくされました。
いやいや、日本人だよ!
東南アジア行ったら中国か韓国かしか言われないもんな。なんだこれ。笑
トゥクトゥクの写真を撮ったり周りの風景の動画を撮影していてあまりしゃべりたくなかったので、あとの会話は適当に会話を流しました。
私がドライバーの話を適当に流している間、隣で旦那がGoogleマップを確認していました。
ドライバーがちゃんとレストランへ向かうかチェックしていましたが、なんだか少し険しい顔をしていたような。
中華レストランへ行かないか?の質問攻め
ドライバー「中華レストランはどうだ?この近くにあるぞ」
私「NO、NO、ガルパプルアック!」と釘をさすやり取り。
トゥクトゥクに乗るのは楽しいけど、何でこんなこと質問するんだよ、と疑問が止まらなかった。
ドライバー「さあ、着いたぞ」
ドライバーと話をしていたらどうやら5分かからずに到着です。
私(こんなに近かったのか?)
そう思いながら、トゥクトゥクを降りて私はレストランの看板を見上げた。
ここはどこ?
「さあ、ここがレストランだ」
そう言ってドライバーが運転して連れてきた店は、ガルパフルアックではなかった。
「チャイニーズレストラン。。。」
私の頭の中ではプチパニック。
そこはガルパプルアックではなかった。
ドライバーはレストランへ向かって歩いて行き、親しげにレストランの店員と挨拶をかわしている様子が見えた。
「騙された。。」
そう気がついた私はGoogleマップを見て、自分たちがレストランまで3分の1も進んでないことがわかった。
友達と挨拶を交わしたドライバーが笑顔でこちらへ戻ってきた。
ドライバー「30バーツ」
私(くそう…やられた)
せっかくの楽しいトゥクトゥクの思い出が台無しの気分。
でも、このまま何も言わず30バーツを渡してしまうのは嫌だったので、はっきりと言うことにした。
こうやって他の観光客も同じ被害にあっているだろうから、できればやめてほしいという意味も込めて少し感情を込めて真剣に次のように言った。
私「連れていってとお願いしたのはガルパプルアックで、ここではない。お店まできちんと連れていって。最初に伝えたでしょう」
すると、ドライバーは先程まで笑顔だった表情がみるみる駄々をこねる子供の顔に変わった。
私「きちんと最初に伝えたレストラン『ガルパプルアック』へ連れて行ってください。そうでなければ約束の30バーツは払いません。」
と再度言った。
しかし言ったところで
ドライバー「その店は遠い。案内するのはここの店だ!!!」
としか言わなくなってしまった。
ドライバーがレストランへ行かないと言うので、
私「きちんと案内されなかったのだから15バーツしか払いませんよ」
ドライバー「おまえたちは卑怯だ!」
と言われてしまった。
「卑怯」だなんて、あなたに言われたくない!(-“-)と怒りそうになりましたが、海外でのトラブルは、どうなるかわからないので感情をぐっと堪えた。
ここはバンコク市内。こんなことで揉めたくないという思いで30バーツ払い、トゥクトゥクのドライバーと離れ、タクシーを探すことに。
運よくタクシーが止まってくれて、すぐに目的地のガルパプルアックまですぐにたどり着くことができた。
目的地に無事着きましたが、なんだかいい思いしなかったな。
でもトゥクトゥクから学べた教訓がある。
そしてみんなにも気を付けて欲しい。
トゥクトゥクのトラブルから学んだ3つの教訓
これが最初で最後となるかもしれないタイ・バンコクでのトゥクトゥク利用。
たったの10分も乗っていませんでしたが、なかなか濃い経験。
トラブル経験したことから、トゥクトゥクを利用するには以下を心得ておきたいと思います。
- 正しい場所まで連れて行ってもらえると信じないこと
- 乗車料金は観光客料金が上乗せされていること
- 約束は簡単に破られてしまうこと
- 怒らないで冷静に対応(海外での喧嘩はどうなるかわからない)
一方でトゥクトゥクを利用することのメリットもわかりました。
- おすすめの店へ案内してほしければ、トゥクトゥクのドライバーに聞こう
- トゥクトゥクで観光気分を味わいたければ是非乗ろう。やっぱり楽しい。
トゥクトゥクはやっぱり楽しいです^^
ドライバーとの相性は悪くて残念な結果となりましたが、100人いれば色んな人がいるはずです。
通りによって、タクシーが全然止まってくれない時もあるかと思いますので、こういう時は、多少高値でもトゥクトゥクに乗ってみるのも有りかもしれません。
今回はトラブルの事例としてトゥクトゥクをご紹介しました。
お金をまるっきり盗まれたり、脅迫されることはなかったので一安心ですが、やはり気を付けていないと、ボケーっとしている人だと簡単に騙されてしまいそうです。
みんな生きることに一生懸命で、生きるためには収入が必要なのもわかります。だからあまりとやかく言いたくありませんが、これからも発展めまぐるしいタイで観光客もさらに増えると思います。だから、ぼったくり被害が少なくなってくれるといいなと思います。
さいごに
最後に、長文の個人の旅行記を最後まで読んでくださった方に本当にありがとうございます。できればツイッター(@honokidiary )でコメントつけてリツイートしてくれたり、私をフォローしてくれるとさらに嬉しいです。
他にもタイに関する記事を書いているのでぜひ読んでいってください。
↓チケットの購入方法など詳しく書いています
↓色んな写真付きで紹介しています。人気記事です。
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