タイの国鉄でバンコクからアユタヤへ向かうときのトラブル体験談
タイへアラサー夫婦がバンコクから国鉄で旅行する時に遭遇したトラブルをご紹介します。遭遇する確率は100%ではないと思いますが、今後タイで列車旅を予定されている方には気を付けていただきたく、是非参考にしていただければと思いご紹介します!
フアランポーン駅でチケット購入
バンコク発アユタヤ行きの11:30発の電車のチケットをフアランポーン駅で購入し売り場のスタッフがプラットホーム8と教えてくれたのでプラットホーム8番へまっすぐ向かいました。まだ列車は到着していませんでした。
プラットホーム8で待っていると駅員らしき人に「どこ行きの電車に乗りますか?」と質問されたので、「アユタヤ行きの列車に乗ります。」と答えると、プラットホーム10へ行ってくださいと言われたのです。
疑問に思ったらどうやら発着場所が変更されたということだと教えてくれたので、教えてもらった通りに10番乗り場に着き電車に乗り込んだところ、私達と同じように観光客10組くらいの乗客がいたのを見ました。
電気はついていないけど清潔にされていて、さらにトイレまで完備されています。こんな清潔な列車でたった15バーツでアユタヤまでで行けるんだったらすごくお得だと喜びました。
自由席だのためまずは席を確保し、出発時間まで時間が20分ほどあったので夫婦初めての海外列車旅を記念してたくさん写真を撮ったり、駅で買ったご飯を食べながら出発時間を待

プラットホームで身だしなみを整えるダンディー達

甘辛い練り物。ちくわみたいな食感。
さて、そろそろ出発時刻
のはずですが、定刻になっても列車が出発しません。
旦那が「時間になったけど出発しないね…。」と少し不安そうにそう言い、私も少し心配になりました。でも勝手なイメージで申し訳ないですが、一部の国では電車は定刻通りに到着・出発しないと思っていたので「少し遅れるくらいなんじゃないかな。このまま待ってよう」と返事してしまいました。
でもよく周りを観察していると、私達より先に乗っていた欧米と日本人観光客の約15名を除いて誰も乗客していないことに気が付きました。アユタヤって人気無いのかな、という変な不安も出てきたりしました。
出発時刻から30分過ぎ、さすがに不安になってきた頃、同じ列車に乗っていた欧米系観光客が降りてどこかに向かう様子が車窓から見えました。
私の後ろに座っていた日本人カップルがすかさず彼らに「どこに行くの?何かあったの?」と聞くと、欧米系青年が「
それを聞いた私は訳がわからなくなり、とりあえず今乗っている電車は
実際、彼らも誰に問い合わせたら良いのかわからなかったようで、あてもなく駅構
うその情報を教えられていたとようやく気が付く
青年の話を聞いて列車を降りたものの、私達は彼らに金魚のふんのように付いていっても仕方がないので、
係員によると、列車なら定刻通り出発していてアユタヤに行きたいなら次出発する電車のチケットを買う必要がある、と教えてくれました。
私達はずっと電車に乗っていたのに、すでに列車が出発したとか事情が飲み込めなかったけど、プラットホーム8番で出会ったスタッフらしき人にうその情報を教えられたのだとようやくわかったのです。
チケット売り場の係の人に再度事情を1から説明しました。
プラットホーム8番で待っていたら駅の係員のような人が声を掛け
私達夫婦が購入していたのは1人15バーツの一番安いチケットでしたので、新しいチケットをまた30バーツで買えばアユタヤへ行けるけど、問題はそういうことじゃなくてとても悔しい思いをしました。係員も私達のような意味不明なことを言ってお願いする観光客相手に日々対応に疲れているのか、少々怒っている様子だったのでここで解決方法を求める
同じように列車に乗っていた他の観光客はどうなったのか
途方にくれた私たちは、同じ列車に乗っていた他の観光客はどうなったのかが気になったので、
私:「すみません、さっき一緒の電車に乗っていましたよね、何かわかりましたか?」
青年:「ああ、プラットホーム10番の電車に乗っていたね。
そこで私たちは駅長室(Station Master)にいる女性スタッフを訪ね、チケットを見せて事情を説明しようとすみませんと声を掛けたらすぐに女性スタッフは「購入したチケットを持って、次に出発するアユタヤ行きの電車に乗りなさい」と教えてくれました。
問題解決がすんなりとできて本当によかったです。
海外でトラブルが発生した時ほど英語が多少できてよかったと心底安心しました。海外旅行に行くのであれば英語は多少学んでおいたほうがいいと思った時はこの時ほどありません。
私は以前、レアジョブで無料マンツーマンレッスンを何度か受けたことがあって、やっぱり久しぶりに英語を喋るときはすごく緊張するから、事前にレアジョブで練習して緊張をほぐしていた、なんて思い出があります。定期的に外国語を使うようにしないとやっぱり忘れてしまいますね。
結果:最初にいたプラットホーム8番へ戻ってきた
再びプラットホーム8番で電車を待つことになりました。
電車が定刻の10分前になってもまだ駅に着いていなかったので、旦那はトイレにいってくると席を外したところ、すぐに電車がやって来ました。
電車から降りてきた駅員に、この列車はアユタヤ行きかを確認し、席を確保するために列車に乗り込みました。すでにプラットホームは大勢の人が席の確保をしようと乗車し始め
とりあえず席を確保し、窓から旦那が戻ってくるのを目を凝らして探し、旦那が見えたので窓から帽子を振り、
旦那はタイで使えるSIMカードを買ったが私はSIM を買わなかったのでスマホで連絡が取れませんでした。こういうときに、
トラブルがつきもの。これが個人旅行の醍醐味
トラブルはあったものの無事解決できて、予定よりも2時間程遅れたもののようやくアユタヤ行けることになりました。
タイの電車旅はなかなかスムーズにはいかなかったが、夫婦で楽しい経験ができました。周りに助けてもらうこともでき、やっぱり旅行は人の温かさを改めて感じることができます。
大学を卒業して企業に就職してからどんどん自分が腐っていき、良心を忘れかけてしまうことがありますが、海外旅行をすることで人は優しい、自分もこうありたいと再確認することができます。こういう体験が私は好きだから海外旅行に行きたいと思います。
きっと人それぞれ海外旅行する理由はあると思いますが、非日常が体験できるという意味で海外旅行が好きな人は多いのではないのでしょうか。
さいごに
さて、今回ご紹介したのがタイで経験した一番大きなトラブルでしたが、お金が盗まれたわけでなく、怪我したわけでもないので本当にこんなトラブルで済んでよかったと思います。騙された?うそを教えられたと分かった時は発狂しそうになったのを今でも覚えていますが、今ではいい思い出となり、こうやってみなさんにトラブル体験記という形でご紹介することができました。
最後に、長文の個人の旅行記を最後まで読んでくださった方に本当にありがとうございます。できればツイッター(@honokidiary )でコメントつけてリツイートしてくれたり、私をフォローしてくれるとさらに嬉しいです。
他にもタイに関する記事を書いているのでぜひ読んでいってください。
↓チケットの購入方法など詳しく書いています
↓色んな写真付きで紹介しています。人気記事です。
↓【体験談】ぼったくり・騙される被害の注意点など
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