この記事では、年収別の年収と小遣いの平均金額についてご紹介します。
お金の管理が得意でない人は、自分は無駄遣いしすぎではないかと不安になることってありますよね。
その不安を解消するために、年齢別の平均の小遣い金額とその使い道について把握してみましょう。
世間一般の小遣いの金額とその使い道を知っているだけで、貯金ができる体質に近づきます。
▼目次
- 年齢別の平均年収
- 年代別・男女別 平均の小遣い額
- 小遣いの使い道と金額
- まとめ
1.年齢別・男女別 平均年収
まずは、年齢別・男女別の平均年収をご紹介します。
下記の表で、平成 28 年における1年間のサラリーマンの年齢別平均年収(支給総額※)が一覧になっています。
自身の年収と照らし合わせてみましょう。
※給与・手当及び賞与を含み、通勤手当は含みません
年 齢 | 男性(万円) | 女性(万円) | 合計(万円) |
19歳以下 | 157 | 106 | 131 |
20~24 | 275 | 241 | 258 |
25~29 | 383 | 309 | 351 |
30~34 | 457 | 315 | 403 |
35~39 | 512 | 300 | 433 |
40~44 | 563 | 302 | 460 |
45~49 | 633 | 302 | 460 |
50~54 | 661 | 296 | 504 |
55~59 | 649 | 288 | 494 |
60~64 | 479 | 228 | 378 |
65~69 | 387 | 195 | 306 |
70歳以上 | 368 | 207 | 298 |
合 計 | 521 | 280 | 422 |
情報元:平成 29 年9月 国税庁 長官官房 企画課 『民間給与実態統計調査』(以下、国税庁による調査)
年齢別の平均年収を確認してみると、
男性は50~54歳が661万円と年収のピークを迎えるまで徐々に平均年収が高くなっていますが、一方の女性は年齢による年収の差はみられません。
その理由として、30~34歳が平均年収のピークとなっていることから、20代・30代に結婚・出産を機に休職や転職を余儀なくされることで仕事のブランクや時短勤務による給与が減少することの可能性が挙げられます。
国税庁による調査によると、非正規として勤務する男性が348万人いることに対し、女性は807万人と2倍近くいることが判明しており、女性の非正規雇用による年収の低さが顕著に表れています。
男性では年間給与額300万円超400万円以下の者が522万人(構成比 18.2%)、女性では100万円超200万円以下の者が503万人(同 25.1%)と最も多くなっていることが、国税庁による調査により明らかになりました。
女性は近年結婚せずにキャリアを形成される方も多くなってきているので、同じ年代でも産前産後休暇・育児休暇を取得せずキャリアを形成された経験豊富な女性の年収と、出産後余儀なく育児休暇を取得しブランクのある女性の間で働き方が大きく異なり、さらに年収の差があることがわかります。
備考国税庁による調査結果は個人の所得全体を示したものではありません。
同一人物であっても複数の企業から給与をもらっている人がいる場合は、異なる人として集計されています。
2.年代別・男女別 平均の小遣い額
次に、年代別・男女別の平均小遣い額を紹介します。
2017年に新生銀行が20代~50代の男女サラリーマンに調査した結果を一覧にしています。
ご自身の年代に合わせてみてください。
(金額単位:円)
年代 | 男性 | 女性 | 平均 |
20代 | 35,377 | 42,123 | 38,750 |
30代 | 34,785 | 33,344 | 34,064 |
40代 | 35,475 | 31,473 | 33,474 |
50代 | 44,040 | 28,833 | 36,436 |
参考:新生銀行「2017年サラリーマンのお小遣い調査 詳細レポート」
※小遣い0円を除く平均値です。
いかがでしょうか?
独身世代の20代が一番小遣い額が多く、男性で3万5千円、女性はなんと4万2千円という結果が出ています。
自分が頑張って稼いだお金ですから好きに使いたいですよね。
30代と40代のお小遣いが少なくなっていますが、やはり結婚して子育てをするための学費や養育費でお金を使うことが多いため、小遣いに回す金額が少なくなっているようです。
20代は金銭的にゆとりを感じている一方、30代以降は子育て費用をねん出するためお金の使い方を見直して切り詰めている人が多いということですね。
2.小遣いの使い道と金額 TOP3
男性と女性のそれぞれのお小遣いの項目TOP3とその必要金額をご紹介します。
男性
順位 | 項目 | 必要な金額(円) |
1位 | 昼食代 | 10,637 |
2位 | 趣味の費用 | 12,249 |
3位 | 飲み代 | 10,672 |
女性
順位 | 項目 | 必要な金額(円) |
1位 | 昼食代 | 7,171 |
2位 | 身だしなみのための費用 | 6,374 |
3位 | 携帯電話代 | 7,331 |
参考:新生銀行「2017年サラリーマンのお小遣い調査 詳細レポート」
小遣いが仮に3万円だとすると、昼食代で毎月3分の1を使い切ってしまっていることになります。街中ではワンコインランチを販売しいているお店がたくさんあるので、そういったお店で節約するか、月の半分づつ外食とお弁当持参で節約することになると思われます。
昼食費の節約は外食をする限りなかなか難しいですが、飲み物は節約しやすいです。サラリーマンでは水筒を持参して節約する努力をする方が多いですが、女性向けのコンパクトな水筒って意外と少ないです。
タイガーの水筒は軽量かつ小さなカバンにすっぽり収まる大きさで女性におススメです。
大きさのイメージですがiPhoneより小さいです。
3.まとめ
さて、年齢別の年収と小遣いの金額、そして小遣いの使い道をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
30代になり子育てで出費が増えることから節約意識が高まる人が多いかもしれませんが、20代のうちはまだまだ”金銭的ゆとり”を感じている人が多く小遣いの金額は4,000円近くも多めでしたね。
また、男女別の年収一覧表では男性が女性よりも年収を稼いでいることがわかりました。一方で女性は節約意識が高く、お弁当や水筒を持参して昼食代を節約することで昼食代を安く済ませる方が多いようです。
年収が増えても小遣いが劇的に増えることは残念ながら無さそうですので、日々節約を意識して生活し、それが無意識のうちにできるようになったらいいですね!
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