借金を抱えている・貯金が無くて将来が不安。そんな悩みを抱えていませんか?実は多くの人が人生の長い間お金に悩みを抱えています。
- 小遣いが少なくて友達と旅行に行けない
- 実家暮らしだけど気がついたらお金が残っていない
- 奨学金の返済でお金に余裕がない
- 独り暮らしで貯金する余裕がない
- 家計が苦しい
- 年金がもらえるか不安
毎日そんなに贅沢しているつもりはないのに貯金が出来なかったり、収入がたくさんあっても貯金ができない人もいますよね。
その原因の多くは自分の収入と支出の把握が出来ていないことが原因です。
毎月の収入以上に多くのお金を使ってしまえば赤字になってしまいます。
私が22歳で大学を卒業した時には奨学金約200万円の借金を抱えていました。
さらに自分の欲しいパソコンや服を買うために親にお金を借り、総額約250万円の負債を抱えていました。
そんな過去のある私ですが、収入と支出の管理をできるようになると数年で借金250万円を返済し、さらに50万円の貯金を蓄えることができました。
この記事をご覧いただいている人は、何かしらお金に悩みを抱えている人だと思います。
収入と支出の管理をすれば誰でも貯金ができるので、今回は私が借金を返済し、貯金をするために実践した収入と支出の管理方法についてご紹介します。

収入と支出の項目と金額を書いて現状把握を行う
お金に悩みのある人の特徴として、今の自分の収入と支出の把握が出来ていない場合があげられます。
収入と支出の把握を行うために、紙、スマホのメモ機能やパソコンのエクセルでも構わないので収入と支出の全てを書き出すことから始めます。
自分にわかるように書けば問題ありません。
下記の画像の通り、わかる範囲の費用を書き出します。今何にお金を使っていて、収入と何円の差が発生しているのかが一目でわかればいいです。

収支管理表。過去の私自身の支出の目安
収支把握の結果:毎月2万円の赤字が判明
過去の私の収入と支出の一覧をメモや記憶をもとに参考にと思って収支管理表を作成しましたが、収入と支出の項目と金額を書き出すと毎月自分の買いたいものを、好きなだけ買うような生活をしていたことがわかります。
こづかいは主に化粧品・外食・服などに百貨店で贅沢な買い物をして浪費していたのだと思います。
はっきりとは覚えていませんが2万円の赤字は明らかこづかいが原因だとわかります。
当時買ったものが今は何も残っておらず、消耗品に毎月お金を浪費していたと思うと、もったいないことをしていたと今となっては後悔しきれません。
収入と支出の現状把握をするために、まずは項目と金額を書き出すことでこのように客観的になって原因に気付くことができます。
当時百貨店で好んで購入していたボビーブラウン☟今でも見ると欲しくなる。
支出の金額を見直し借金返済を目指す
借金が増える原因・節約できない理由がわかったので、次のステップとして支出の見直しを行います。
支出はこづかいの額が多いので減らし、借金を返済するために奨学金や親へ返済する金額を増やします。
さらに、携帯代は料金プランの見直しや格安スマホへの変更、保険料の一部契約見直しを行い費用を削減します。

あとは細かいですが、借金を返済するためには少しの我慢も必要です。
私の場合、交際費は高級ホテルでおしゃれなランチやディナーをしていたため、友達に事情を説明して普通のレストランでご飯を食べるようにしました。
ホテルディナーも様々なランクがあるので安くておしゃれな場所を選ぶようにすれば費用を抑えることができます。
貯金の目標金額を定めて毎月コツコツ貯金
借金はあっても貯金が無い人がいきなり高めの目標を設定すると、なかなか貯金がたまらずくじけてしまいそうになる可能性が高いので、最初はできるだけ低めの目標を設定して貯金をコツコツ始めます。
貯金額0円の人はとりあえず、毎月1万円からスタートすると挫折しにくく長く貯金を続けられます。
貯金で大切なことは、たとえ少額でも長く続けること
コツコツと毎月貯金することが、将来の成功への大きな一歩になります。
支出金額見直し後の収支管理表
見直しを行った収支管理表です。収入の範囲内で支出をやりくりし、無駄遣いしていた分を見直し借金返済や将来に向けた貯金ができそうです。
一番大切であり難しいことは、収支管理表を作成することではなく、この支出金額を実践し維持することです。
今まで浪費していた人にとって、こづかいが減ることや手元のお金が少ないことが『制限されている』ように感じてしまい、非常に大きなストレスにつながります。
そのストレスで今まで以上に浪費してしまっては意味がないので、毎月実践できたか、実践できなかったか、金額設定に無理があったのか等、収支管理表と自分に向き合う必要があります。
計画通り実践できたのであれば今後も継続していけば良いし、実践できなかったのであれば金額を見直して緩くすればいいと思います。
何よりも大切なのは先ほどもお伝えした通り、長く継続することなので、最初から無理する必要はありません。
私自身、何度も計画が倒れそうになりましたが、毎月コツコツと努力、さらにボーナスで借金を繰り上げ返済する形もとり、無事数年間で借金250万円を完済し貯金50万円を貯めることができました。
貯金ができないのを給料が低いことを言い訳にしない
給料低くて貯金無理という考え方でいると、例え今後収入が上がったとしても貯金できない体質のままの可能性が高いです。
貯金は少額からでも始められますよ!
サラリーマンの年齢別の年収と小遣い額で紹介していますが、20代後半から30代前半の男性の年収年収は約350万~約400万円となっています。
もちろん平均より上回る人もいれば下回る人がおり、私の当時の年収は新入社員の給料の中でも友達と比較して低かったです。
でも、それを言い訳をしないことで早期借金返済の完了と貯金をすることができました。
まとめ 借金返済と貯金で大切なこと
借金は抱えていて気持ちのいいものではありません。
ましてや貯金がゼロなのであればさっさと返済して貯金を貯めて、すがすがしい気分で生活したいですよね。
それでは最後に、今回ご紹介した大切なことをおさらいします。
Point |
借金返済で大切なこと:収入と支出を洗い出し、支出を見直し実践する
貯金で大切なこと:少額からコツコツと毎月継続的に貯金する |
以上のことを実践いただいて、お金の悩みが少しでも無くなれば嬉しいです。

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