2019年5月のゴールデンウィーク真っただ中、オーストリアへ旦那と2人で旅行へ行ってきました。
オーストリア旅行4日目にザルツブルクにオーストリア人の大学時代の友人に再会することにしたので、少し足を伸ばして世界遺産のハルシュタットまで行こうと、旅行5日目に日帰り旅行をすることにしました。
麗しのハルシュタットへ夫婦で日帰り旅
ザルツブルクからハルシュタットへのアクセスを調べていてもいまいちよくわかりにくかったのを覚えています。
一番安いアクセスはバスを乗り継いでいく方法だとわかっていたのですが、当日の朝、ザルツブルク駅のバス停が見つけられず時間だけが過ぎて行き焦ってしまい、とりあえずちょっと値段は高いけどRailjetで行くことに決めました。
ザルツブルクからハルシュタットへ行き方

ÖBB(オーストリア連邦鉄道)のザルツブルク駅
ザルツブルク駅の自動券売機でチケットを購入
自動券売機でチケットを購入します。
2人で€56,40(7,000円弱)の片道切符です。料金は日にちや出発時間によって異なり、€56は割と高い方ですが朝出発だとこれくらいの値段はどうしてもかかってしまいます。

Attnang-Puchheim(アッタナン・プフハイム駅)で乗り継いで行く
チケットはザルツブルク駅→アッタナン・プフハイム駅(乗り換え)→ハルシュタット駅です。チケットは2人のグループチケットを選びました。
プラットホームへ向かい、11時10分発のRailjetに乗りいざ出発です!
車内は綺麗だし、言うことありません。席にはテーブルがあったので、昨日ザルツブルク観光で買ったハードパンとスーパーで買ったチーズとハムでサンドイッチにして食べました。ああハードパンがお腹にずっしりと重い。。。ハルシュタットでのランチを食べられるかどうか心配です。
アッタナン・プフハイム駅で乗り換え
アッタナン・プフハイム駅では電車の遅延はなく、乗り換えはスムーズにできました。
車内は少し古く、落ち着いたブルーの椅子になり乗客も少なくなった気がします。
乗り換えた後はずーっと田園風景や牧場が続きました。ただ窓の外を眺めているだけですが癒されます。
自然の芝生かな?わからないけど芝生があるっていいですね。
ハルシュタット駅に到着しボートに乗船し湖を渡る
13時30分、2時間半かけてやっとザルツブル駅からハルシュタット駅に到着しました。
ここからは、ボートに乗って湖を渡ります。
ボート乗車券は、ボートの乗り口にいる船員から直接買います。1人往復€12と激高でした。観光客向けの値段設定ですね。
それでは、ボートに乗船して出発!
世界遺産ハルシュタットへ到着したら確認すること
ボートの乗船時間は10分も無く、あっという間に湖を渡り世界遺産のハルシュタットに到着しました。
到着したらまずは帰りのボートの出発時間を確認しておきます。本数が少ないザルツブルクへ帰る電車に間に合わせる必要があります。
チェックし終わったら、いよいよ世界遺産を観光です。
世界遺産ハルシュタットを3時間で散策
世界遺産なのでもっとゆっくりしたかったですが、旅程の都合上、ハルシュタットに当てた観光時間はわずか3時間しかありませんでした。
見に行った主な場所は以下の4か所です。
- クラシックビレッジビューポイント
- ハルシュタット福音教会
- マルクト広場とヴォルフェンガッセ(通り)
- 滝の展望台(駐車場からの眺め)
コンパクトな町なので、端から端まで30分足らずで歩けるので、小道に入ったり、色々と散策しました。
観光スポット:クラシックビレッジビューポイント
ハルシュタットといえばここですね。よくお土産のハガキなんかにもなっている撮影スポットです。ハルシュタット湖と村を写真に収めることが出来る場所です。
観光スポット:ハルシュタット福音教会
先ほどの写真にひときわ目立つ大きな教会がありましたが、そこが福音教会です。静寂に包まれた教会内ではお祈りする人も何人かいました。
小さな村にある教会とは思えない豪華な内装です。
教会内を見学させてもらったのでキャンドルに火をともしておきました。キャンドルは1個€2だったと思います。
観光スポット:マルクト広場とヴォルフェンガッセ(通り)
マルクト広場です。中心部に噴水を囲むように黄色やピンク等のカラフルなカフェやホテルなどの建築物が並んでいます。
その前の通りがヴォルフェンガッセという名前の路地で、ホテルやお店が並んでいます。この通りに立つと福音教会が見えます。綺麗な眺めだったので、思わず写真を撮ってしまいました。村全体が舞台のセットのようで美しいです。
観光スポット:滝の展望台(駐車場からの眺め)
滝の展望台(駐車場)からの眺めです。
滝の展望台というのはなんとなく付けた呼び方で、正式には時間貸し駐車場です。2018年の情報で1時間€3.5とGoogleの口コミに書いてあったので、ハルシュタットにちょっと寄り道する人が使う駐車場のようです。
階段を上がったところにあります。冬は階段に雪が積もっているとこけるかもしれないので注意が必要かもしれません。この場所は、人が少ないので眺めと場所は良かったんですが、滝の水しぶきの音と、後ろを通る車の走行音で長居出来ず、わりとすぐに退散しました。
住所:Hallstättersee Landesstraße, 4830 Hallstatt, オーストリア
ハルシュタットの絶景が楽しめるレストラン・カフェ
あまりお腹はすいていなかったのですが、せっかくだから何か1品頼もうということでレストランへ入ることにしました。
絶景レストラン:Bacht’s Polreich
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窓際の席やテラス席があり、絶景を楽しむことができます。
私は写真を撮るのを忘れていて後悔しかありません。ランチの時間帯をはずして窓際の席も空いていたのに…。
メニューは魚料理が有名みたいです。
#bachtspolreich#hallstatt pic.twitter.com/CG18twGQtt
— ほのき@ふらっと旅に出る (@honokidiary) December 10, 2019
なぜかチーズヌードルをチョイスしてしまいました。このチーズが結構コッテリしていて辛いのです。(笑)
あとは飲み物を注文。
コーヒーとかデザートも頼みたかったな。
カフェ「Muk’s schmankerl」のアイスクリーム
ちょっと肌寒くてもかわいいアイスがあったら食べたくなってしまう!
2019年にオープンしたばかりの新しいお店です。
店頭販売されているアイスがかわいい!!どれにしようかすごく迷いました。
結局これはストロベリーバニラにしたんだったかな?アイスが1個で€1.5でした。
ハルシュタット湖を背景にアイスクリーム食べてる瞬間が楽しかったです。
ちなみに店内は、、、めちゃめちゃおしゃれみたいです!入りたかった~。
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帰り:早めにボートの波止場に着く
ハルシュタット観光を思う存分楽しんだら帰りの時間が迫っていました。
ちょっと早めにボートの波止場に着きましたが、既に大勢の人が並んでいてびっくり…!予定しているボートに乗れるか心配でしたが、なんとか乗れました。
行きに購入したチケットの残りを使います。
(この写真は結構気に入っていて、なんか「私、旅してる」って感じがする)
ハルシュタット観光の備忘録
ハルシュタットを散策していて思いましたが、あそこは人が住む村なんですね。ちょっと歩けば民家があり、人の生活が営まれています。最近は日本でも京都の民家の道路に観光客が入ってきて写真撮影をすることが禁止される条例が制定されましたが、ハルシュタットでも同じような観光客問題があるようで、いつ立ち入り禁止区域ができてもおかしくないと思いました。どこもかわいい建物だから観光エリアと民家エリアの境目がわからなかったですが、観光客として行動に注意しないといけないなと感じました。
さいごに
好き勝手書いた記事なので4,000文字を超えてしまいましたが、これでザルツブルクからハルシュタットへの日帰り旅行記はこれで以上です。
見るもの全てが美しくて、特にアルプスや建築物がきれいでした。たったの3時間しか観光しなかったのですが、改めて旅行の記憶を思い出すと今度は別の季節に1泊か2泊してハイキングも行ってみたいな~と思うくらいいい場所でした。
皆さんが旅行される時に、このハルシュタット旅行記が少しでもお役に立てばと思います。
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