「暑い季節は冷たい冷麺を食べたい。」
そんな思いで、韓国ソウルの大興(テフン)駅から少しあるいた路地裏にある有名店「乙密台(ウルミルデ)」で平壌冷麺をいただきました。
平日の昼間はサラリーマンの行列ができるほど人気のある店。
休日の昼間は地元の家族連れで満席となっており、老舗ながら今も愛される味の冷麺を作り続けているようです。
今回はこの店で有名な水冷麺をいただきましたので、ご紹介します。
ソウルの路地裏にある有名冷麺専門店:乙密台(ウルミルデ)
韓国の冷麺と言えばココ!という人も多い、有名な冷麺専門店「乙密台(ウルミルデ)」。
赤いレンガが印象的なレトロな建物です。
休日の12:30頃に訪問したところ、行列はまだありませんが、今から乙密台で冷麺を食べようとする家族らが、吸い込まれるように店内へ入っていきます。
韓国の冷麺といえば、平壌冷麺か咸興冷麺の2種類に分けられますが、ここ乙密台は平壌冷麺のタイプで有名な冷麺店です。
平壌冷麺の味は薄めというのが基本ですが、牛だしでつくられたスープにはコクがあり、幅広い年齢層の韓国人から人気があります。1966年に創業してから今に至るまで人気を保ち続けています。
さて、乙密台へ入店
入口のドアを開けて「2名です」と店員さんにピースサインで伝えると、すぐに1階の個室へ案内されました。30代夫婦と2人の子供が隣のテーブルで冷麺を注文しているところでした。
店内はすでに大勢のお客さんがいましたが、家族連れやカップル、友人で来られているようです。
個室は座敷のような部屋ですが、テーブル席は丸い椅子に腰かけて食べるから、隣の人とヒジがぶつかりそうになるくらいの接近戦。
乙密台のメニューは日本語表記あり
店内のメニューは壁に掛けてある韓国語または日本語のメニューで確認できます。上記の写真は2019年7月に撮影。
商品名 | 料金(KRW) |
---|---|
水冷麺 | 12.000 |
麺追加 | 7.000 |
韓牛煮込み(大) | 60.000 |
韓牛煮込み(小) | 30.000 |
緑豆チヂミ1枚 | 9.000 |
ビビン冷麺(辛口) | 12.000 |
カンンギュイの刺身入り冷麺(辛口) | 16.000 |
牛汁ご飯(クッパ冬限定メニュー) | 9.000 |
乙密台で一番有名なのは水冷麺。
ということで水冷麺を注文しました。
水冷麺 白菜キムチとお漬物つき
注文してから5分程でテーブルへ冷麺が運ばれてきました。
まずは冷麺。
透き通った牛だしスープは、少しシャリシャリする氷のシャーベット状です。気温の高い夏であればこのままスープを飲みたくなる冷たさ。
麺は弾力があり、そして口で噛み切れます。
たまにびっくりするぐらい切れない麺の冷麺が韓国にはあるのですが、乙密台の水冷麺はテーブルに用意されていたハサミを使わなくても噛み切れる弾力の麺です。
ちょっと気になったのが、牛肉の上に添えられている白いもの、、、
「一体なんだ?大根か?」
と思いましたが、フルーツの梨のような甘さとみずみずしさを感じました。
梨大好きなんですが、主食にトッピングされてるのは初めての体験。
でもこれが合うんですよね~美味しいんです。不思議。
そして、副菜の赤い白菜キムチ。副菜と呼んでいいのかわからないですが、かなり主張が強いので気になります。
真っ赤な白菜キムチは、味は日本でよく食べるキムチと異なり「コクや旨味」というのではなく、酸味と辛さが特徴の白菜キムチです。
私はどうも、キムチは酸味の強くないほうが好みです。(笑)
水冷麺、完食!
たしかに日本でよく食べる冷麺をイメージすると、乙密台の水冷麺は薄味かもしれません。
でも牛ダシスープが美味しくて、夏にぴったりの1食だと思います。
また次回訪問する時は、ビビン冷麺を食べてみたいと思いました。
これから韓国を訪問される人も、是非一度乙密台へ足を運んでみてはいかがでしょうか?
基本情報
店名 | 乙密台(ウルミルデ) 本店
韓国語表記:을밀대 |
住所 | ソウル特別市 麻浦区 塩里洞 147-6 |
最寄り駅 | 大興(テフン)駅2番出口から徒歩約10分 |
営業時間 | 日曜日-金曜日 11:00~22:00 |
支払い方法 | 現金 |
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