2016年1月のプロポーズで彼(今の旦那)からKnot(ノット)のペア腕時計を貰い、その後4年使い続けた商品をレビューします。
結論から言うと、以下の通りです。
- リーズナブルなのに頑丈
- シンプルで上品
- カジュアルでもフォーマルでも使いやすい
- 経年使用でメッキは剝がれる
ということでどんな場面でも使える腕時計なので1本持っておきたい腕時計ですが、メッキはいずれ剝がれるので色選びには注意が必要です。
それではさっそく、Knot腕時計のいい点・気になる点を詳しく紹介します。これから購入を検討している人の参考にしていただければと思います。
Knotの腕時計の良いところ
1.丈夫なのにリーズナブルな価格
Knotの一番良いと思うところは「丈夫」なところ。
わりと家や職場の壁にガンっとぶつけてしまっても本体に傷が全くありません。
昔1万円ちょっとで買った別ブランドの腕時計は、悲しいくらいガラス面に傷が入り一部欠けてしまいました。それと比較するとKnotの腕時計はとても頑丈です。
なぜKnotの腕時計は丈夫なのか?
Knot公式HPによると腕時計本体にはダイヤモンドに近い硬度を持つ‟サファイアガラス”が使用されていると書かれていました。ちなみにサファイアガラスは一般的な腕時計に使用されているミネラルガラスのおよそ2倍から3倍の強度があるそうです。
だから、ちょっとしたことではガラスに傷がつかず、何年使っても美しいわけですね。
ただ、サファイアガラスは高価なので、Knotと同価格帯の腕時計で使用されることは無いのです。流通の無駄を省いたKnotだからこそ1.5万円~(市場価格の3分の1の値段)というリーズナブルな価格でサファイアガラスを使用した腕時計が購入できるのです。
2.シンプルで上品なデザイン
デザインはシンプルなのですが、秒針だけが中心軸とは離れた別の軸で動いでいる‟スモールセコンド”というデザインで、どこかクラシカルで上品に感じます。
私が持っているKnotの腕時計は、本体がCS-36 スモールセコンドのローズゴールドと、バンドが栃木レザーのTT-16BUYGで、カジュアルな場面から友人の結婚式2次会のドレスアップした場面でも大活躍です。
この腕時計1本さえあればどんな場面でも使えるので優秀です。
3.ロゴが目立たない
ロゴはシルバーで書かれていますので目立たないです。
よく似たデザインのブランドでダニエルウェリントンがありますが、文字盤のブランドロゴの主張が強いですよね。たまに電車の反対側の席に座っている女性の腕時計に目をやるとDWのロゴマークに気が付くほど黒く大きな文字で主張していますが、Knotは近くで見ない限り気が付きません。
ブランドロゴはできるだけさりげなくしてほしい人にぴったりです。
4.ペアウォッチで絆が深まる
私は2016年に彼(今の旦那)からプロポーズの時にKnotの腕時計を貰いました。当時は旦那も私もブランド名の由来も何も知らなかったのですが、その時から旦那とKnotの腕時計を身に着けて出掛けると、辛い時も楽しい時も、どんな時でも2人の想いと時間を腕時計が共有させてくれてる感じがします。
実は英語の”knot”は日本語では「絆」や「結び目」、”tie the knot”は「結婚する」、さらに”the marriage knot”は「夫婦の絆」という意味があります。
カップルや夫婦向けのメリットになりますが、プロポーズの時にペアウォッチをプレゼントすることで「結婚しよう」や「これからもよろしくね」という、2人の繋がりや絆を感じることが出来ます。
5.店頭サービスが充実
現実的な話ですが、使っているうちに困ったことも発生します。そんな時に相談できる窓口があると助かります。
Knotは現在の店舗数は11店舗。(2019年12月17日時点)
梅田のLinksに店舗が出来て通いやすくなりました。
- 吉祥寺
- 丸の内
- 横浜元町
- 大阪梅田
- 心斎橋
- 福岡天神
- 吉祥寺プレミアムサロン
- 星が丘
- 神戸元町
- 沖縄浦添
また、有料・無料のサービス内容として下記内容も対応してくれます。
- 電池交換サービス(磁気抜き、パッキン交換、防水検査もやってくれる)
- オンネームサービス
- フルカスタムオーダー
- 店頭磁気脱サービス
- 穴あけ加工(革ベルト)
- 簡易研磨サービス(シルバーポリッシュ)
- メッシュベルト洗浄
やはり人と会って話しを聞いてもらうものはいいと思います。
気になるところ
長年使っていると気になるところがでてきました。Links梅田に店舗が出来た翌日にKnotへ行って店員さんに色々と質問してきましたが店頭レベルでは修理できない内容とわかりました。
1.メッキが剝がれる
ローズゴールドの腕時計を1年くらい使っていると「あれ、こんな色だっけ?」と思い始め、よく見てみると本体表面と側面がイエローゴールドに色あせてしまいました。
そして使用3年目で本体裏面のメッキもひどく剝がれてきました。
初めてメッキ剝がれに気が付いた時はただの汚れだと思って茶色い部分を手で削ってしまいました。そしたら余計にゴールド部分を剝がしてしまいました。
2019年11月にLinks梅田のKnotの店員さんにメッキ剝がれについて聞いてみたところ、「ローズゴールドの色は、まずシルバーにイエローゴールドのメッキを乗せて、そのうえにローズゴールドの色を乗せているのでどうしても時間の経過とともに取れてしまいます」という回答をいただきました。つまり経年劣化ということです。
メッキ剝がれはブランド関係無しでどうにもできない?
調べてみてわかったのですが、メッキ剝がれというのはブランド関係なく素材にメッキで色を付けているのであれば、同じように経年で剝がれてしまうようです。日々の手入れできちんと汗や汚れを柔らかい布でふきとっていると、メッキ剥がれのスピードはゆるやかになるそうです。
特にピンクゴールドはメッキが剥げやすいらしく、私が持っている腕時計はもうメッキがはがれてしまったのでどうしようもありません。確かに私は夏でも連日使用し酷使させましたから、こういう結果になってしまったのです。プロポーズで旦那から貰ったのですがしょうがないです。
これから腕時計を買う時は色選びに注意し、日々の手入れを怠らないようにします。
2.ベルト素材によっては水シミが残りやすい
使って分かった革バンド選びの際の注意点ですが、バンドの色が薄い色の場合は水シミや汚れなどが目立ちます。
私が持っている薄い茶色のバンドは、手を洗う際に水が革バンドにかかってしまい、水シミができてしまいました。見えにくい場所にあるシミですが、やっぱり残念です。
このことから革バンドの色は濃いめが使いやすいと思います。

左側の茶色い革バンドはプロポーズで貰ったもの。右側は写真撮影1か月前に購入したもの。
革バンドの裏側は、裏面は汗を吸って革の色が変色したり、色々と使っている感がでました。汗をかく量によっては、上の写真左の革バンドより、革の劣化スピードがもっと速くなると思います。
※写真左側がプロポーズ時にもらった革バンドです。腕のサイズとあってなくて自分で2個穴を開けました。
電池交換をして、メッキ剝がれが気にならなければ、さらに2年使いたい
腕時計って電池が無くなった時に「また1年~2年同じ腕時計を使うのか」と思って買い替えを意識しますよね。私はKnotを使って1度電池交換をしましたが、その時はやはりプロポーズの時にもらったので電池交換してでも同じ腕時計を使いたいなと思いました。
それにデザインも好みだし、革バンドを変えれば雰囲気も新しくなるという点も気に入っています。
だからまた電池交換のタイミングが来たら2年更新したいのですが、メッキの剝がれ具合いと相談し、電池を交換して使い続けたいと思います。トータルで6年頑張りたいです。
さいごに
物を長く使うほどそれに対して段々と愛着が湧いてきますが、Knotの腕時計には愛着が湧くデザインの良さがあります。今回はそのKnotの腕時計愛用レビューをしましたがいかがでしたでしょうか。
腕時計で大切なのは毎日身に着けることですから、いい点・悪い点を知ったうえで購入したいですよね。それでは最後にもう一度まとめておきますと、Knotの腕時計は下記のメリットデメリットがあります。
- リーズナブルなのに頑丈
- シンプルで上品
- カジュアルでもフォーマルでも使いやすい
- ペアウォッチで絆が深まる
- 店舗サービスが充実している
- 経年使用でメッキは剝がれる
- 革ベルト選びに注意
使っているうちに愛着が湧く、そんな素敵な腕時計を是非Knotで探してみてくださいね。店舗が近くに無い場合はオンラインショップで購入できます。
人気記事