Google Search Consoleを確認すると「クロールエラー●●件」と表示されたら焦りませんか?
ブログを運営して約6か月目に発覚したクロールエラー28件を簡単に0件に解消できたのでその解決方法をご紹介します。クロールエラーが発生していて解消したい人の参考にどうぞ。
ちなみにクロールエラーによって、エラー対応する必要性のない場合もあります。
404 エラーのほとんどは、そのサイトの Google 検索結果でのランキングに影響を及ぼすことはないため、エラーを無視しても問題はありません。
クロールエラーレポート(ウェブサイト)https://support.google.com/webmasters/answer/35120?visit_id=1542859189607-8596856226296561943&rd=1#common_url_errors
ということですので、本記事は興味本位で調べてやってみたエラー解消の紹介記事です。なぜ修正する必要が無いのか?詳しくは、Googleの『クロールエラーレポート(ウェブサイト)』を参照ください。
簡単なクロールエラーの解消方法
クロールエラーはGoogle Search Consleでこのように表示される
Google Search Consleをきちんと使いこなせていないのでエラーと表示されただけでかなり焦ります。でも実際は簡単に原因究明・解決できるんです。
クロールエラーの原因
クロールエラーの原因はエラーが起こったパーマリンク(記事のURL)を確認することでわかります。
次の画像の赤枠の部分。実は英単語のスペルミスがあります。
記事の「公開」ボタンを押してしまった後すぐにスペルミスに気が付きました。すぐにスペルを修正したのですが、一度「公開」ボタンを押してしまったことにより、古いパーマリンクがWEB上に配信されてしまったのです。
手間がかかりますが、このように1個ずつエラーのあるURLを確認していくことで、エラーの原因がわかります。確認できたのは次の3個です。
- パーマリンク変更
- カテゴリー整理
- 記事削除
どれも今は存在しないページやパーマリンクをクロールしてしまったことが原因だとわかります。
実践!クロールエラー解消方法
1.301リダイレクト
過去にパーマリンクを変更して、使わなくなったパーマリンクに対して何も対処していなければクロールエラーが発生します。
そもそもGoogle Analyticsを日々確認していれば、Google Search Consoleでクロールエラーになる前に対処できます。
まずはクロールエラーが起きないように、301リダイレクトを設定していることが前提です。
301リダイレクトとは特定のパーマリンクをアクセスした場合、別のパーマリンクに転送してくれる仕組み(設定)のことです。
手間はかかるのですが、せっかくWEBで検索してサイトを訪問してくれた人に対して、サイトに対する不信感を無くすためにもやっておいたほうがいいです。
詳しくは301リダイレクトの設定方法にて解説していますのでご参照ください。
私の場合、すでに301リダイレクトの設定を行っていましたが、パーマリンクのスペルミスです。そして今ではほとんどアクセスのない、不要なパーマリンクですので削除することにします。次で解説します。
2.パーマリンクの削除
パーマリンクの削除はGoogle Search Consoleの『古いコンテンツの削除』というページで行います。
『古いコンテンツの削除』
ただし次のようなコンテンツにのみ削除可能ということです。
注:
- このリクエストはすでに変更済みまたはウェブから削除済みのページや画像に対してのみ有効です。
- 法的な問題で個人情報や個人のコンテンツを削除する必要がある場合は、こちらのリクエストを送信してください。
- Google 検索結果からコピーした URL を入力してください。
- リクエストが承認された場合、キャッシュされた結果とスニペットが Google 検索結果から削除されます。
- リクエストが不承認となった場合は、その理由をご確認ください。
引用:『古いコンテンツの削除』https://www.google.com/webmasters/tools/removals
また、『Google から情報を削除する』というGoogle Search Consoleの案内も確認が必要です。削除する前に必ず確認しましょう。
『Google から情報を削除する』

さて、本題ですが削除した記事や、スペルミスで使っていないパーマリンクには有効です。
やり方はいたって簡単です。
最初に確認したクロールエラーの発生しているパーマリンクをボックスに入力し、削除ボタンをクリックします。
GoogleがURLを分析してくれ、問題が無ければ削除をリクエストボタンをクリックします。
1個完了したら、削除した記事やスペルミスで使っていないパーマリンクを対象に、古いコンテンツの削除作業をどんどんと進めていきましょう。
翌日になったら問題が修正済みか確認しよう
WEB上から古いパーマリンクを削除する作業を行いましたが、クロールエラーが削除されるのは翌日以降です。
作業が完了した翌日以降に再度Google Search Consoleのクロールエラーが削除されたか確認し、削除されていれば作業完了です。
しかし一番最初に説明しましたが、これはやっても意味のないことなんですね。
こんなエラーでなければいいのに、とつくづく思います。^^;
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