WordPressでブログ運営していて、URL変更したいと思ったことはありませんか?
ウェブ初心者にとってはWordPressはなかなか扱いが難しく、設定変更できたと思ったら今後はリダイレクトを設定しないといけなかったり、気を抜けないことがあります。
今回はWordPressのURL変更方法と、リダイレクト設定方法をご紹介します。
WordPressの記事毎のURL変更方法
WordPressで記事を1度保存するとURLが登録されます。画面の赤丸の部分です。
URLのことを専門用語でパーマリンクと呼んでいて、パーマリンクの後ろの部分は編集ボタンを押せば簡単に変更することができます。個別の記事のパーマリンク設定は各記事毎に行います。
個別で変更できないパーマリンクの前の部分はWordPressの別のページで設定変更できます。ここから先のパーマリンク設定変更作業は、今まで書いてきた記事全てのパーマリンクに変更が反映されます。
そのため、まだ記事が少ない場合は後程説明するリダイレクト設定方法は比較的簡単ですが、記事が多い場合はリダイレクト設定がかなり大変なことになると思います。パーマリンクを変更する必要があるかどうか十分にご検討いただいたうえで変更されることをおすすめします。
URL(パーマリンク)の設定変更方法
WordPressの画面左側にあるリストから「設定」⇒「パーマリンク」をクリック。
次の画面で好きなパーマリンクを選択します。
利用できるタグはたくさんあるようですが、画面に表示されているのは下記の5個です。
- 基本
- 日付と投稿名
- 月と投稿名
- 数字ベース
- 投稿名
選択して保存すると今まで書いていた記事の全てのパーマリンクが変更されます。
本来はパーマリンク設定作業をブログを開設した時(記事を書く前)にできていればいいのですが、パーマリンク設定前にとりあえず記事を書き始めてしまった人はこの後ご説明するリダイレクトの設定が必要となります。
URL(パーマリンク)のリダイレクトの設定
パーマリンクを変更したらリダイレクトの設定を行います。ここで行うリダイレクトは301リダイレクト(恒久的な転送)で行います。
WordPressのデータ保管場所
ブログで書いた記事は、ブログを開設した時に契約したレンタルサーバー上にデーターが保管されているので、まずはサーバーにログインします。
ロリポップ!の画面で説明します。
ログイン後、「サーバーの管理・設定」の中から「ロリポップ!FTP」をクリックします。
自動でロリポップ!FTPのページにログインしますので、たくさんあるファイルの中から「.htaccess」という名前のファイルをクリックして開きます。
ファイルを開くと下記のような画面が表示されますが、コードが書かれている文字の部分は何も触らず「.htaccess」ファイルをダウンロードして、デスクトップに保存しておいてください。
コードを書く
元データをデスクトップに保存できたらデスクトップにメモ帳を開き、ロリポップ!FTPのページに入力するためのコードをメモ帳に書きます。
デスクトップにメモ帳を開き、コードを半角英数文字で入力していきます。
・古いURL
https://honoki-diary.com/sample-1/
・新しいURL
https://honoki-diary.com/travel-1/
古いURLと新しいURLの赤文字の部分だけを下記コードに当てはめます。
# 301Redirect <IfModule mod_rewrite.c> RewriteEngine On RewriteRule ^古いURL$ 新しいURL [R=301,L] </IfModule>
ロリポップ!FTPのページに戻って# BEGIN WordPressの行の2行前に貼り付けて保存してください。
301リダイレクトがうまくいかない時
301リダイレクトがうまくいかない時は、スラッシュ(/)のある・ないのミスが考えられます。注意して確認してください。
以上、簡単にご説明しましたが少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
今回の記事でご紹介したロリポップ!は見た目の感覚で使いやすく初心者向きのサーバーで、おすすめです!
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